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Note
ひとりごと

頭のゴミを捨てる

2021/10/28 20:12

頭がもやもやして勉強や仕事に集中できなくなることはないか?
そんなときはコーヒーやエナジードリンクをガブガブ飲んで強引に集中する?
しかしそのやり方だと、集中できなくなるたびにエナジードリンクやコーヒーを飲み続けなければならなくなるから、いつか体を壊すだろう。
頭がもやもやしてしまう根本的な原因は頭の中にゴミがあるからだ。
掃除機でフィルターにゴミが詰まると吸引力が落ちる。
それと同じで、頭の中にゴミが詰まると整理がつかないし行動もできなくなる。

感情というゴミを捨てる。

私たちは感情から強い影響を受けている。
例えば勉強した方がいいなと思いつつめんどくさいなぁという感情に流されて、漫画やゲームを始めてしまったり、好きな女の子に声をかけたいと思いつつ、拒絶されたらどうしようという恐怖に流され行動を辞めてしまったりする。
ダイエット中なのに美味しそうなケーキを目の前にしたら、感情に流されて食べてしまう。
こんな感じで色々の感情に左右されて行動している人はとても多い。
感情に浸ることほど、私たちにとって無駄なことはない。
なぜなら、感情のままに生きている私たちは、まるで川を流れる葉っぱのような人生を送ることになるからだ。
例えば東大に入りたいと思っているのに面倒くさいとか、だるいという感情に流されて勉強を怠けると東大に入ることはできない。
感情に流されて生きるとウダウダと悩んで結局何も成し遂げられずに何でも過ぎ去ってしまう。
逆に優れた経営者や科学者成功者たちは感情に流されない。
決めたスケジュールやゴールに向かって、その日の気分や感情に流されずに遂行していく。
それはまるで川に浮かぶボートのようなものだ。
決めたゴールに向かって淡々と行動していく。
だから欲しいものを手に入れることができるのだ。
問題はどうやったら感情に流されずに行動できるか?
それは「ゴール」を持つことだ。
ゴールを持つことが感情に流されない唯一の方法だ。
マラソンを走り始めたらゴールだけを考える。
ゴールするには途中で水たまりを踏もうが、雨が降ろうが、お腹が空こうが、気にせずに走り続けることだ。
ゴールを持つことで視野が高くなって、多少のことでは動じなくなる。
すぐに感情に流されてしまう人は、本当に自分が叶えたいゴールが明確になっていない。
成功するために必要なことは、しつこさだ。
大事なのは特別なスキルや人脈、本やお金などではなく、やるべきこと、成し遂げたいことを感情に流されずに実行することだ。
出会いがないのなら1日1回女の子に声をかける、もしくは連絡先を渡すというゴールを決めてしまうことだ。
「会社で昇進したい。そのために1日100件の営業先を回る」というゴールがあったら、途中で「もういいじゃん」とか「疲れた」という感情に流されずにある意味、機械になったつもりで実行するんだ。
ちなみにゴールに関係のない感情はすべてゴミだ。
「怖い、面倒くさい」という感情だけでなく、「楽しい、嬉しい、幸せ」といったポジティブな感情も無視した方がいい。
楽しさや幸せを追い求めると、ジムに行かなきゃいけないのにサボってケーキやドーナツを食べたり、勉強しなきゃいけないのに友達と集まってゲームをしてしまうだろう。
だからポジティブな感情も時としてゴミになる。
何度も言うが、感情に流されないためにはゴールだけを見て機械になったつもりで、淡々と行動することだ。
結局はゴールした時に、より大きな嬉しさや楽しさ幸せを感じることができる。
これもマラソンと同じだ。ゴールできたら、その時に大きく喜べばいい。
ただしそれまでは、感情に流されて立ち止まってはいけない。
ゴールを持つことが感情に流されない唯一の方法だ。

他人に流されるな。

まずは感情に流されないために自分のゴールを決めるといい。
ここで一つ注意点がある。
それは私たちが望んでいるゴールは、「他人の物差し」で作られている可能性が高いということだ。
ほとんどの人がみんな格好をつけて、他の人から見てみっともなくない、もっともらしいをそのゴールを設定してしまうんだ。
例えば「東大に入りたい」とか「大企業に就職したい」とか「タワーマンの最上階に住みたい」とかだ。
私たちは自分が思っているよりもネットやテレビなどの影響を受けている。
だから「高級車がほしい」となったり、「1年の半分をハワイで過ごしたい」と思い込んだりする。
もちろんそれが本心ならいいんだが、そのゴールは本当に自分が決めたゴールなのか自問する必要がある。
ゴールしたいと思っていないのにマラソンで走り続けることはできないし、出世したいと思っていないのに仕事を頑張ることはできない。
だからそれは、本当に自分が達成したいゴールなのか考えてみることだ。

過去の自分を捨てる

自立するというゴールを持って、今までずっと引きこもっていた人がいきなり外に出て、美容院に行くのはなかなか難しいだろう。
なぜなら私たちには、現状維持の「ホメオスタシス」が働いているからだ。
ホメオスタシスとは、今までの状態を保とうとする力だ。
例えば人間は体温が高くなると汗をかき、太陽が低くなると体がガタガタと震えて一定の対応を保とうとする。
それと同じで、多くの人が変わりたいと言いながら変われないのは、今までの生き方を守ってしまうからだ。
今までの過去から自分はこういう人間だとか、自分はおとなしい性格だという自分のイメージ通りの行動をしてしまうわけだ。
だから、未来だけに目を向けることだ。
未来が良くなっていれば、ここも良い思い出になる。
未来が良くなっていれば、過去も現在も最高になるわけだ。
よく成功者が辛かった下積み生活を語るが、どれだけ過去がつらくても未来がうまくいっていれば過去の思い出も美化される。
ここからわかるの「今の自分が良いか悪いかは未来の自分次第だ。」ということだ。
だから今までの過去を気にせずに、より良い未来に向かって突き進めということだ。
実際にアビダルマ仏教哲学では「時間を未来から過去に流れている」とされている。
これからは時間は未来から現在、過去に流れていると考えるんだ。
私たちはここに縛られるのではなく、未来を見て行動しなくてはならない。
過去そして今の自分が良いか悪いかは未来の自分次第だ。


恐怖を捨てる

だいたい行動できない人は怖いという感情があるはずだ。
告白するのが怖いとか、初めてのことが怖いとかな。
なぜこの怖いという感情はあるのだろうか?
リスクを感じる、もっと言うと死の可能性があるからだ。
死ぬかもしれないから私たちは怖いんだ。
しかし私たちは原始人と違って。巨大な動物に襲われることがなければ、崖から落ちることもない。
フグを食べて死ぬこともないし、飢餓で苦しむこともない。
本来、生命の危機にさらされている環境であれば、怖いという感情は生命維持のために必要なことだ。
今では、この感情はほとんど必要なくなってしまった。
必要ではないがあってもいいものを「娯楽」という。
つまり私たちが、怖いとか危険だと感じるのは、実はただの娯楽なのだ。
それはホラーゲームとか、ジェットコースターに乗るとか、お化け屋敷などの怖いエンタメからもわかるだろう。
つまり恐怖はただの娯楽なんだ。
恐怖を感じたら、ホラーゲームをやる前の感覚で、立ち止まらずに行動することだ。

自分中心というゴミを捨てる

自分だけ幸せならそれでいいと考えていないか?
例えば、凄く美味しいチーズケーキを見つけて、それを自分で楽しんでいるだけでは猿やゴリラとあんまり変わらない。
自分の腹が満たされればそれで ok という考え方だからな。
そうではなく、自分以外の人も一緒に幸せになってこそ自分の幸せである。
例えば、美味しいチーズケーキを誰かに紹介して、その人に喜んでもらう。
自分だけではなく、他人も幸せにする。それこそが人間の最高の幸せなんだ。
自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、高次元の幸せが手に入るんだ。
料理を作ることが幸せなら、その料理を食べて喜ばせたいと考えることだ。
スポーツが好きなら、そのスポーツを観戦してくれる人を楽しませることまで考えてみることだ。
ついつい自分のゴールを決める時に「俺がモテればいい」「俺が金持ちになれればそれで良い」と自己中心的になりがちだが、自分も幸せで相手も幸せになれるようなゴールを設定しなければならない。
自分だけが幸せで、他人が不幸な状況って、銀行強盗とか窃盗とほとんど変わらない。
だから誰かを貶めるのも良くないし、誰かと比べて優越感に浸るのも、自分だけしか喜んでいないから良くない。
必ず自分中心にならずに、他の人を喜ばせるにはどうすればいいのかまで考えて、自分のゴールを設定するべきだろう。

 

  • 感情に流されてはいけない。
  • 感情を無視するには明確なゴールを持つこと。
  • 過去や今が良いか悪いかは未来で決まる。
  • 恐怖はただの娯楽と捉える。
  • 自分中心の幸せは低次元。
  • 周りの人を喜ばせるのが本当の幸せである。

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