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健康と糖質制限

健康のためには、糖質制限!

2019/12/26 21:25

糖質を摂取すると血糖値が上がり、インスリンが過剰分泌され、血液中の糖質を脂肪に変換し体に蓄えます。
これが肥満の原因です。

脂質が太る原因ではありません。

肥満は、脂質、コレステロールが原因で、体にも悪いという研究結果が1960~70年代にいくつも発表されましたが、これらの研究のスポンサーは砂糖業界でした。
その結果、アメリカは肉類の摂取が減り、ポテトが主食になり、甘いジュースのガブ飲みで、世界一のデブ大国になりました。

ちなみに最近ブームなタピオカドリンクは、Lサイズで角砂糖50個分の糖質量があるそうです。

砂糖の年間摂取量は、1700年代では3kg程度だったのが、2000年代では80kgまで増えています。
たった数百年で、これほどまでの砂糖摂取量の変化に人間の体は対応できません。

その結果、体の不調、精神疾患、2人に1人がガンになり、40歳以上の5人に1人が糖尿病予備軍で、日本に糖尿病患者は1000万人。60歳以上の7人に1人が認知症。

前回は人間の体に必要なタンパク質量について書きましたが、人間に必要な糖質量はどのぐらいでしょうか?

答えは、ゼロです。
あなたの体に必要な糖質量は0gです!!

人間の体に糖質が必要だと言われていますが、必要な量は1日に120~130g程度であり、人間の体にある糖新生という機能によって、糖を150g以上作り出すことができます。
つまり糖質を摂取する必要は全くないのです。必要な糖質は自分の体で作れるのです!

脳はブドウ糖しかエネルギーにできないと言われていたのは昔の話で、今では、脳はケトン体をエネルギーにでき、その方が効率が良いこともわかっています。

胎児は、糖質ゼロのケトン体で生きています。

また赤ちゃんは離乳食で糖質を摂るようになってからアトピーや様々なアレルギーを起こします。体が拒否している証拠ですね。

ご飯、パン、ラーメン、パスタ、そば、うどん、お寿司、カレーライス。日本人が普段食べているのは糖質だらけ。
炭水化物に含まれている糖質量は、かなりの量です。例えば、ごはん1膳に角砂糖14個分の糖質があります。

身体の不調の原因のほとんどは糖質が原因であり、肩こり、腰痛、ニキビ、花粉症などのアレルギー、片頭痛、メタボ、逆流性食道炎、糖尿病、動脈硬化、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、がん、アルツハイマー、脂質異常症、うつ病、パニック障害、ADHD、甲状腺機能低下症、不妊症、子宮内膜症なども糖質が原因です。

最初に糖質を摂取することで血糖値が上がると説明しました。
この時、血糖値が乱高下したり、血糖値スパイクを起こすことで血管がボロボロに傷つきます。
この傷を修復するために、悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロールが体内で合成されます。
悪玉と言われていますが、血管を修復するために体が作り出している大切なコレステロールなんです。
このLDLコレステロールが血管の傷ついた部分にカサブタのようにくっつきます。このせいで血流が悪くなり、血液が流れにくくなるので、体の隅々まで血液を届けるために高血圧になります。
そして、カサブタができたところが動脈硬化と言われます。
しかし糖質制限をすれば、血管に新たな傷を作らず、またLDLコレステロールによって血管の修復が終われば、自然と高血圧も動脈硬化も治ります。

LDLコレステロールが悪玉コレステロールなんて呼ばれて、本当にかわいそう。悪いのはLDLコレステロールじゃなく、糖質の過剰摂取です!

また血糖値スパイクや、インスリンの過剰分泌がガンの原因とされています。
ガン細胞は糖質しかエネルギーにできない細胞です。過剰に摂取した糖質を処理するために体がガン細胞を生み出しているのではないか?とも言われています。

糖質の摂取により、インスリンを大量に生産することで、膵臓が疲弊し糖尿病になります。

糖質摂取を減らすと主な栄養素は脂肪とたんぱく質になり、食後の血糖値は上昇しません。
血糖値が安定すると、お腹が空かなくなります。

なぜ糖質を摂りたくなるか?
それは、糖質(炭水化物)を食べたからです。
血糖値が上がることでインスリンが過剰分泌され、血糖値を下げるのですが、下げ過ぎてしまい、低血糖状態になるからです。
こうなると体は血糖値を上げるために、お腹が空いたと勘違いして食べ物を食べたくなるのです。
手っ取り早く血糖値を上げるために、甘いものが欲しくなります。

ところが実は、お腹は減ってないのです!
人間は肉食だったため、ご飯などの炭水化物は胃液では消化されません。
内視鏡検査をすればわかりますが、ご飯やうどん等、消化が良いと言われていた炭水化物は10~15時間も胃の中でこねくり回されて残っています。肉類は胃の中に残っていません。
胃の調子が悪い時こそ、炭水化物は食べない方がいいですね。
二日酔いで胃の調子が悪いのも、シメでラーメンなどの炭水化物を食べるから、いつまでもアルコールを吸収した炭水化物が胃の中に残って胃の調子を悪くするのが原因です。

ちなみに子供が夕方にキレやすくなるのも、この低血糖が原因。
血糖値を安定させることは、メンタルの安定にも繋がります。

太ってる人は、特に質的栄養失調。
栄養が足りてない、エネルギーが不足してるから、すぐにエネルギーにできる糖質(炭水化物)を食べ過ぎて太ります。
糖質をとりすぎると、血糖値を調整するホルモン合成のために、大切なビタミンやミネラルがどんどん消費され、ますます質的栄養失調になります。
過剰な糖質は栄養泥棒であり、体の代謝を狂わせます。

糖質摂取は、老化(糖化)の原因。アンチエイジングの最大の敵です。

バランスの良い食事は科学的根拠は全くない、日本人が何を食べているかのアンケートの平均結果。

野菜は品種改良されて、ビタミンもミネラルもほとんど無く、糖質量が増えたので、食べる必要はありません。
食物繊維不足は便秘の原因ではありません。便秘の原因は、脂質不足です!食物繊維は便の量を増やすだけ。

野菜ジュースは糖質の塊。不健康。

ヘルシーな食べ物は、脂質の代わりに糖質量が多いので、ヘルシーを売りにしているモノも食べちゃダメ。全然ヘルシーじゃない。高脂質食品こそがヘルシーです。

食品のカロリーは、食べ物を燃やした熱量なので意味がない。
人間の体は食べ物を体内で燃やしてるわけではなく、色々な栄養に作り替えたり、エネルギーに変換したりと、代謝しているのです。
カロリーではなく、糖質量を気にして下さい。

糖質制限でよくある失敗は、長年カロリー制限で洗脳されているため、糖質制限のつもりが、糖質だけではなく全て制限してしまい、結局カロリー制限ダイエット(栄養不足)になってしまうパターン。

ただし、女性は殆どの人が鉄、タンパク質、ビタミンB群、亜鉛、マグネシウム不足状態なので、断糖レベルの糖質制限はうまく行かないことも多いようです。
山田悟先生の「ロカボ」ぐらい緩い糖質制限から始めるのが良いかもしれません。
詳しくは、「ロカボ」で検索!

男性は、一気に断糖で!!
卵、肉、魚、チーズだけ食え!!

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