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ひとりごと

帝王学の三原則

2021/11/12 21:01
  1. 原理原則を教えてくれる師を持つこと
  2. 直言してくれる友人を持つこと。
  3. 諫言してくれる部下を持つこと。

1. 原理原則を教えてくれる師を持つこと

帝王学の一つ目は、原理原則を教えてくれる師を持つことです。
物事には全て原理原則があります。
こんな場合はこうだった。あんな場合はああだった。というケースだけを学んでも、ではそれ以外のこういった場合はどうなの?といわれたとき判断できません。どのような場合にもあてはまる原理原則を学ぶことにより、あらゆるケースにおいて自分で判断できるようになるのです。2000年前はそうだったが今はこうであるとか、中国ではそうだったが日本ではこうである、と言うのは原理原則ではありません。時間と空間に関係なく必ず成立するのが原理原則です。コンピュータの勉強でもそうです。必ず原理原則があります。
何を学ぶにしても言える事です。原理原則を教えてくれる師を持つことです。

2. 良き幕賓(ばくひん)を持つこと

帝王学の二つ目は、良き幕賓を持つことです。
人間は何かを判断する時、既に持っている自分の知識と経験から判断します。しかし、一人の人間が得ることのできる知識や経験には限界があります。自分と違った知識を持っているひと、自分と違った経験を持っている人。そういう人たちのアドバイスに目から鱗がとれたということはありませんか?
幕賓とはアドバイザー、良き友人のことです。
自分とは異なる知識、異なる経験を持ったアドバイザーをできるだけ多く持ちなさい。多ければ多いほど良いです。これが良き幕賓を持つと言う事です。

3. 讒言してくれる部下を持つこと

帝王学の三つ目は、讒言してくれる部下を持つことです。
これはある程度の地位にあって部下を持った時の話です。組織では人は下から上はよく見えますが、上から下はよく見えません。
自分の悪いところや、部下がついて来れないところを指摘してくれる、そんな部下が一人は必要です。讒言してくれる部下とは、まさしく自分の悪いところを指摘してくれる部下の事です。しかし、一人でいいですよ。ひとりで、ふたりいると腹が立ちますから。部下が讒言してくれたとき、聞く耳を持たなければなりません。せっかく自分の悪いところを指摘してくれたのに、「ウルサイ!だまっとれ!言ったとおりにすれはいいんだ!」などと讒言をはねつけては二度と讒言してくれません。よく聞いて、しかし、その後反省し軌道修正しやり方を変えるか、あるいはやはり元のままが正しいと信じてそのままのスタンスで行くかは、話を聞いてから判断すればよいのです。
部下とは普通耳に心地よい事しか言わないものです。あなたは指導力があるとか、あなたの考え方に共感しますとか、尊敬しますとか。そんな言葉を真に受けて、自分はみんなに慕われている指導者だ、なんて思ったら大きな間違いです。影では悪口を言ってたりする奸臣がいるものです。
真実、皆はどう思っているのか、自分の悪いところはどこか、部下がついて来れないところはないか、 あるとすればその原因はなにか。
これを讒言してくれる部下を一人は持ちなさい。

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