赤血球の合成を促進して貧血防ぐ

銅は、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける栄養素。体の中には骨、骨格筋、血液を中心として成人で約80mg存在している。

赤血球中のヘモグロビンという赤い色素は鉄を成分としているが、銅はこのヘモグロビンをつくるため鉄を必要な場所に運ぶ役割をしている。このため鉄が十分にあっても銅がなければ、赤血球はうまくつくれないため貧血になる。

銅は体の中の数多くの酵素となって、活性酸素を除去するなどの働きをしたり、骨の形成を助けたりする。

銅は各種酵素を活性化させたり、酵素の構成成分となったりして、鉄の代謝や神経細胞間で情報を伝える神経伝達物質の代謝にかかわってい。

かき、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれてる。

不足すると貧血骨粗しょう症動脈硬化を引き起こす。

ヘモグロビンの構成成分であり、様々な代謝の補酵素。

銅不足よりも銅過剰、すなわち亜鉛不足の問題。血清での亜鉛と銅のバランスは1対1が理想。

女性ホルモンの「エストロゲン」が「銅」を引っ張る作用がある為、女性の方が「銅過剰」となる傾向が強い。ホルモンバランスが乱れがちな人、生理前症候群の症状が強い人は「銅」が亜鉛と比較して過剰になっている。

高血圧患者では銅濃度が上昇している。

過剰な銅は、精神病冠動脈疾患ウイルソン病の原因となる。

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