葉酸(ビタミンM ビタミンB9)
- 特徴
- 造血と発育のビタミン
- 主な効果
- 赤血球をつくる。細胞分裂や成長を促進する。
- 主な欠乏症
- 巨赤芽球性貧血、母体に葉酸欠乏症があると胎児の神経管閉鎖障害や無脳症
ほうれん草など緑の葉に多く含まれるためこの名がついた。
葉酸は、たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割。赤血球の細胞の形成を助け、細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立つ。
葉酸は、ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあるため、欠乏症ではビタミンB12不足の際と同様、巨赤芽球性貧血という悪性の貧血がみられる。
妊娠初期の女性が十分な葉酸を摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害という神経管の発育不全になるリスクを減らす。
成人において脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患を防ぐ。
妊婦の多くに葉酸不足があり、胎児の正常な成長に600mcgの服用が望ましい。
高齢者では葉酸不足になりやすく、葉酸投与はガンや脳卒中の予防に重要。
葉酸は1000mcgが必要。
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